館山・いけばな教室2023・9月

  • ケイトウ
  • ススキ
  • リンドウ
  • オミナエシ
  • ワレモコウ

館山いけばな教室
9月の作品です。

秋草の混ぜざしです。5〜7種の秋のお花を使って表現します。
普段のお稽古は3種類の花材で行うことが多いのですが、見事に5種類をバランスよく生けられています。これをみて秋らしさを感じると自分が日本に生まれたことを再認識しますね。

東京・いけばな教室2023・8月

古典花

  • 孔雀ヒバ

現代花

  • キイチゴ
  • サンダンカ
  • ヘレニューム

東京本部いけばな教室、8月のお稽古作品です。

古典花は、孔雀ヒバ。

現代花は、沖縄産のサンダンカを使いました。情熱的なオレンジカラーが沖縄の温かい気候を感じさせてくれます。夏のキイチゴは葉が青々と伸びて冬とはまた違った良さがありますね。

HANADAYORI 2023(メルボルンいけばなフェスティバル)

HANADAYORI 2023
(organized by Melbourne Ikebana Festival)
Art by Riyu Iguchi
Photo by Yoshitoki Fukunaga

メルボルンいけばなフェスティバル主催のイベント、オンライン華展「HANADAYORI 2023」に招待作家として参加させて頂きました。

このイベントは、華道家が世界各国の生け花愛好家の皆様より頂いたリクエストにお応えし、テーマに沿った作品を製作するという内容です。

こちらの作品は、ブルガリアのStankaさんからのリクエストにお応えして制作しました。
リクエストの内容はこちらです。

「ジェリコーの「メデューズのいかだ」という絵画にインスピレーションを受けた生花作品が見れたら感激です。この絵画は様々な分野のたくさんのアーティストをインスパイアしてきています。 この絵は1816年、フランス海軍のフリゲート艦が難破して起こった事件を描いた実物大の作品です。 少なくとも147人の人々が大急ぎで作ったいかだで漂流することになったのです。 救出されるまでの13日間で15人を除く全員が死亡。 生存者も飢餓と脱水症状にさらされました。」

こちらの詳しい解説については下記の動画をご覧くださいませ。

古流香和会・副家元
井口理友

東京・いけばな教室2023・7月

現代花

  • アンセリウム
  • バラ
  • レンギョウ
  • スモークツリー

古典花

  • レンギョウ

東京本部いけばな教室、7月の研究会作品です。

現代花のテーマは
「梅雨が明ける様子をイメージ」
アンセリウムのピンク色と花器との取り合わせが非常に良いバランスです。

古典花はレンギョウの二つ寄せ逆勝手でのお稽古でした。

いけばなライブパフォーマンス in 表参道

38名のNFTクリエイターによる合同展
【夏のかけら〜ミズイロで会いましょう〜】
7月8日(土)・9日(日)
東京・表参道穏田ギャラリー

最先端技術であるNFTというデジタルアートの新たなコミュニティで、伝統文化の在り方と未来を探る。
日本の伝統文化の一つである生け花は、一見すると格式が高く、固く、閉ざされたコミュニティに思われがちです。しかし、その本質はどんな時代にも形を変えてマッチしてきた柔軟性にあると考えます。

私たちの仕事は人が到底コントロールすることが出来ない自然という大きなエネルギーを支配するという形ではなく、共存するという形で生活に取り入れることです。それはまさにあらゆる状況においても自然を生かすという、柔軟性があってこそ成立するのです。

アナログとデジタルの時代が終わり。人間とAIの時代が来ました。
双方を隔てることなく、互いの良いところを取り合って共存していく未来を華道家の視点で創造していきます。

古流香和会・副家元
井口理友