日本華道連盟いけばな展2023

【日本華道連盟いけばな展2023】

2023年4月16日(日)、17日(月)
新宿パークタワー1F アトリウム

古流香和会からは、9名が参加させて頂きました。
古典花(お生花)4作品、現代花(自由花)5作品。

自然光の入る広々とした空間は、開放的で素晴らしかったです。
時間帯によって変わる光の位置や加減により、作品に違った表情を何度も楽しむことが出来ました。

日本華道連盟いけばな展は、コロナの影響で中止が続いており、今年は実に4年ぶりの再開でした。
4年のブランクを感じさせない見事な展覧会となりました。
他流派の先生たちとの交流もあり、刺激的な二日間でした。

来年も宜しくお願い致します。

館山・いけばな教室2023・4月

  • カンパニュラ
  • コデマリ
  • スターチス

館山いけばな教室
4月の作品です。

今月から新年度ということで、変形花器を用意いたしました。
形に特徴があり、剣山が使えなかったり、上級者向けのものです。
初めてのチャレンジでしたが、苦戦しながらも素晴らしい3作品に仕上がりました。

今まで以上に花器のデザインに注目し、活かせるような生け方が求められます。
来月のお稽古も楽しみです。

東京・いけばな教室2023・4月

現代花

  • カラー
  • 芍薬
  • キキョウラン
  • スターチス

東京本部いけばな教室、4月の作品です。
テーマ「春の息吹を感じながら、清明を表現」

白いカラーの首の動きが春の訪れや爽やかな風を感じさせる素敵な作品ばかりです。
芍薬の蕾も喜んでいるように見えます。
白と紫こコントラストも良いですね。

メタバース×華道

世界初のメタバースでの華道教室にチャレンジしております。
メタバースとは、インターネット上の仮想空間です。

私が講師をさせて頂いているニンジャ寺子屋では、様々なジャンルの専門家がメタバース上で授業を行なっております。国内外に関わらず、自由に参加できる新しいスタイルのコミュニティです。

私は、こういった時代の先端をいく場所に集まる人たちにこそ、伝統的ないけばなに触れてほしいという思いで、この講座を開講することにいたしました。

古流香和会のいけばなは、「人を和ませるもの」
お花を飾ることで人々を和ます空間を作ること。

いけばなで培った経験と技術があれば、メタバースの空間でも
花によって人々を和ませることができると考えております。

また、いけばなは自然そのものを切り取り、表現するものであり
太陽や風などの自然エネルギーを床の間や室内空間でも感じさせるところに魅力があります。

メタバースの世界にも、太陽や風などを感じていただけるような
人を感動させられるような作品を作りたい。

そういった思いでこの活動をさせて頂いております。

古流香和会・副家元
井口理友

東京・いけばな教室2023・3月

現代花

  • カーネーション
  • コデマリ
  • リモニューム

東京本部いけばな教室、3月の作品です。
テーマ「心がウキウキする春」

コデマリの枝の動きを利用し、踊るような動きのある作品になっております。
優しいピンク色のカーネーションが春らしさを演出。
作品に奥行きを出すことで、より立体的に動きにも強弱が生まれました。

いけばなフェスタ2023

いけばなフェスタ 2023 in 館山駅前 sPark

館山支部でいけばな展を開催いたしました。
大人教室も子ども教室も合同のいけばな展。
今まで学んできたことの集大成です。

6年生の子どもたちは1年生の頃から6年間お稽古を続けてきました。
いけばなを学んだことが今後の人生に必ずプラスになると信じ指導してまいりました。
小学校いけばな教室は一区切りとなりますが、今後も不定期で指導ができればと思っております。
また、いけばな以外にも好きなことややりたいことを見つけて自由に表現を続けて頂きたいと思います。

ご卒業おめでとうございました!

館山・いけばな教室2023・2月

  • チューリップ
  • ユキヤナギ
  • スターチス
  • 小菊
  • アイリス

館山いけばな教室
2月の作品です。

大人は本部と同様にユキヤナギを用いました。
色々な方向に伸びるユキヤナギの枝振りを上手にコントロールし様々な作品が生まれました。
上へ上へと上昇する飛翔感や、踊るようなリズム感。
どれも動きのある楽しい作品です。

  • チューリップ
  • キイチゴ
  • スターチス
  • 小菊
  • アイリス

こちらは小学6年生の作品です。
基本の形をしっかりマスターして、上手にまとめています。
基本はとても大事です。このバランスが感覚的に身につくと、深く考えずとも美しい形の花が生けられるようになります。

東京・いけばな教室2023・2月

現代花

  • チューリップ
  • フリージア
  • ユキヤナギ
  • ドラセナ

東京本部いけばな教室、2月の作品です。
テーマ「春風舞う」

風を意識しながら生けることは、自然を表現する生け花の世界では基本の一つです。
雪柳の枝の動きを利用して、風の動きを感じさせる作品に仕上がっております。
どんな風が吹いているのか想像しながら作品を楽しみましょう。

東京・いけばな教室2022・12月

現代花

  • バラ
  • アンセリウム
  • ドラセナ
  • ユーカリ

東京本部いけばな教室、12月の作品です。
テーマ「最愛の人に感謝を込めて」

二つの花器を利用した二つ寄せと呼ばれる表現。
一つの花器で生けるよりも技術が必要です。
二つの作品が共に足りないところを補い一つの作品として成立しています。
まさに人生を共に歩むパートナー同士。
人と人の関係とよく似ていますね。