先日、館山市で「小学生いけばなフェスタ2019 」というイベントを企画、主催させて頂きました。
花に触れ、こどもたちの持つ「好奇心」「感受性」「発想力」を刺激し、楽しみながら作品製作をおこなうことをテーマとしました。
館山市の全10校ある小学校より、先着順で募集をかけたところ、3日ほどで定員オーバーとなり、予定よりも枠を増やし、32名のこどもたちが参加してくれました。 館山市の花を使用し、 午前中にいけばなの体験教室、午後には展示会を行い大盛況でした。
今回、このような企画をさせていただくことになったきっかけになったのが、
「市制80周年記念 恋華めぐり」 という花のイベントでした。 館山市で推進している「花のまちづくり」の一環として、華道家 假屋崎省吾先生によるトークや館山市のお花を使ったデモンストレーションが行われるとのことで、このイベントをこども達に見てもらいたいと考えました。館山市の花について知り、花に触れ興味を持ち、世界で活躍する華道家とも触れ合える、こどもたちにとって大変良い経験の場になる機会ではないかと思いました。
当日は、いけばな教室や展示会場に假屋崎先生が来てくださいました。ご自身のイベント前のお忙しい中、こどもたち1人1人に親切に話しかけていただき、作品1つ1つを丁寧に見てくださいました。こどもたちにとっても大変貴重な経験になりました。本当にありがとうございました。
こちらは、こども達が生けた作品です。
こどもが生けたとは思えないほどの完成度で、みんなとっても上手に生けることができました。
花のまちづくりを推進する館山市に育ったこどもたちが、大人になり、花の魅力を全国に発信する。そんな未来を夢に描いています。