- ガーベラ
- アルストロメリア
- サンゴミズキ
館山こどもいけばな教室、コロナのため長期間お休みさせて頂いておりましたが、久しぶりの開講です。
こどもたちは、ずっとお花の教室を待っていたようで、久々のお稽古に張り切っていました。
また、緊急事態宣言も発令されそうな状況のため、来月以降もどうなるかわかりませんが、コロナが早く終息してくれることを願います。
今回は、新学期に相応しいピンクカラーの花材で揃えましたが、こどもたちは少々苦戦しておりました。
というのも、ガーベラは茎が弱く何度も触ってしまうと倒れやすくなってしまう点。また、アルストロメリアは一本の茎から全部の方向に花が広がっているという特徴があるためです。特にお花をすべて正面から見せたいと考えるこどもたちにとっては、一方を正面に向けると一方の花が反対になってしまうので、どう生ければ良いか困惑してしまったようです。
決して後ろ向きの花がNGというわけではありません。それぞれの花に役割りがあり、支え合ってひとつの作品になっているので、映画やドラマと同様にみんなが主役というわけにはいきません。後ろ向きの花、さりげない花などの脇役の存在は、作品に面白さを加え、主役や作品をより際立たせる役割を持っています。ここの所、需要なのでもう少しわかりやすい表現でこどもたちに伝えていきたいですね。
- デルフィニウム
- フリージア
- サンゴミズキ
続いて大人教室の作品です。こちらも久しぶりの開講で、色々な思いのこもった三者三様の素敵な作品が揃いました。特にサンゴミズキの使い方に大人らしさ、個性が出ています。鮮やかなブルーのデルフィニウムが印象的でとてもきれいでした。