- バラ
- オンシジューム
- ニューサイラン
東京本部いけばな教室、6月の作品です。
「多様性」
現代社会で良く耳にする言葉ですが、幅広く性質の異なる群が存在することを意味します。
単にいろいろあるということではなく、類似性がある中で独自性をもつ者たちが共存している状態です。
まさに、花器の上の花たちに同じで、華道家が表現し続けている生け花の真髄に繋がります。
この日の花材は3種類ですが、それぞれ個性的で、1つ1つ見るとまったく性質が異なります。
大ぶりでピンク色のバラ、細かく繊細に咲いたオンシジューム、鋭くとがったニューサイラン。
それらが、花器の上で見事に調和しバランスを取っています。
この生け花の技術や思想は、様々な場面で応用することができます。
私もお花を学んで良かったなぁと思う事が多々あります。