「自然×アート」人生を楽しんだり、遊ぶことを忘れてしまうことはありませんか?
いけばなは、そういった私たちの原点を思い出させてくれるキッカケになるかもしれません。
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東京・いけばな教室2021・6月
「多様性」
現代社会で良く耳にする言葉ですが、幅広く性質の異なる群が存在することを意味します。
単にいろいろあるということではなく、類似性がある中で独自性をもつ者たちが共存している状態です。
まさに、花器の上の花たちに同じで、華道家が表現し続けている生け花の真髄に繋がります。
東京・いけばな教室2021・5月
谷崎純一郎の「陰翳礼讃」にもあるように光と影は、いけばなと深い関係があります。
花器と花がバランスをとって作品が完成するように、背景と作品、照明と作品、空間と作品、すべてが調和してバランスをとった時に、いけばなの真髄である「人を和ませる」ことに繋がります。
東京・いけばな教室2021・4月
東京本部いけばな教室、4月の作品です。面白い動きの花材と紫の花の組み合わせで、とても気品のある豪華な作品となっております。凛として真っ直ぐ上に成長する菖蒲と対照的に複雑でユニークな曲線をもったアリアム。この2種類をバランスよく、お互いの良さを生かしながら生けるのがポイントです。ギボシの葉の見事な使い方に長年お稽古をされてきた先生方の技量とセンスを感じます。
東京・いけばな教室2021・3月
東京本部いけばな教室、3月の作品です。
今年も奥伝、皆伝とお免状授与者がいらっしゃり、嬉しい限りでございます。
おめでとうございます。そして感謝です。
東京・いけばな教室2021・2月
東京本部いけばな教室、2月の作品です。
コロナウィルスで不安な日々が続きますが、少しずつ活動を再開しはじめております。
人も地球も元気になるように祈りを込めて花を愛でます。
東京・いけばな教室2020・10月②
ハートのようにも見える、ふっくらとしたシルエットが可愛らしいアンセリュームは人気の花材の一つです。また色もハッキリとしたものが多く印象的です。この花だけでもとても個性的で存在感があります。
東京・いけばな教室2020・10月①
サンゴミズキは、その枝ぶりを活かすように、スッとラインを作ることで、空間や余白を作り、また作品に躍動感を与える役割を持っています。
小菊のような一本の茎に数個の花をつける花材は、塊を作ることで、緩急を生み出します。密集している部分と、すっきりと抜けている部分を作り、緩急をつけることで、立体的な深みのある表現になります。
リケイトウのような個性的なイメージを持つ花材は、作品に個性をもたらし、作品の幅、表現の幅を広げてくれます。
東京・いけばな教室2020・9月②
東京本部いけばな教室、9月の作品です。
キクとワックスフラワーはどちらも紫の花材。同じ色の中で大小の花材があるとシンプルにまとまっていながらも作品に深みが出てきます。
東京・いけばな教室2020・9月①
キイチゴの枝ぶりを活かし、密な部分と抜けている部分の緩急をつけることで、空間をデザインします。日本人が昔から大切にしている余白の美や、わびさびを引き出し、空間に安心感や良い気を与えるような作品が理想的です。